損保ジャパンがShopifyと提携しECの損害保険を発表

以下でご紹介している保険は2023年6月1日(木)以降、アプリを通しての保険契約機能は提供を中止し、アプリによる保険契約は新規契約、更改契約いずれもできなくなっております。

損害保険ジャパンとECプラットフォームのショッピファイ日本法人が提携し、ショッピファイの出店業者がクレジットカードの不正利用に伴い回収できなかった代金を補償する保険サービスを発表されました。

泣き寝入りするしかない出店側のクレジットカードの不正利用対応

クレジットカードの情報を不正入手され悪質な取得者に利用されると、クレジットカードの保有者への支払いはクレジットカード会社が取り消しするため安心ですが、クレジットカード会社は出店側に支払いを拒否(チャージバック)するため、EC事業者側はクレジットカード会社に利用代金を返金しなければならず、EC事業者は商品を発送したにもかかわらず回収できずに泣き寝入りしてしますケースが増えています。

特に小売の事業者は目視での不正チェックが困難なため、チャージバックが発生してはじめて状況を把握するケースがほとんどです。

保険の面倒な手続き不要でショッピファイの管理画面で完結

これまでもクレジットカード不正利用に対する保険商品はありましたが、今回発表された保険は、面倒な保険会社との契約手続きを行う必要はなく、ショッピファイのサービスの一部のような感覚で管理画面上から補償内容と保険料を確認して保険商品を選ぶことで、契約手続きからカードの不正利用の報告まで完結できるようになるとのこと。

これまでECに関連する保険料は高額だったため大企業しか利用しずらかったそうですが、APIの仕組みを活用して双方が連携し、手続きを簡略化させることで、保険料を引き下げることが可能になったそうです。

他にも商品の欠陥などによる訴訟費用を補償する保険も年1万円で提供するなど、今後もさまざまな保険商品が増えるようで、売上高が増えてきたECサイトや越境ECサイトでも保険を導入することで安心して通販サイトを運営できる下地が整ってきました。

さまざまな会社と提携し、売り上げを上げるためだけではない機能充実もShopifyの強みですね。

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