2026年2月26日、GoogleのNotebookLM公式Xアカウント(@NotebookLM)が、待望のアップデートを発表しました。スライドのリビジョン(修正)機能が、モバイルアプリ(Android/iOS)において全ユーザーへの100%ロールアウトを完了したのです。
公式ポストはこう述べています。「Slide Revisions are officially 100% rolled out on the mobile app! Because the best ideas (and the most urgent edits) tend to happen when you’re nowhere near your computer.(最高のアイデアや急ぎの編集は、PCの前にいないときに起きるものだから。)」
このアップデートが何を意味するのか、そして今後のNotebookLMの方向性について詳しく解説します。
Slide Revisionsとは何か
Slide Revisionsは、NotebookLMで生成したスライドデッキをプロンプト入力によって修正・調整できる機能です。スライドを個別に指定して修正することも、バッチ処理でまとめて変更することも可能です。
たとえば「スライド3をよりビジュアルにしてほしい」「スライド7に競合比較表を追加して」といった自然言語での指示に応じて、AIがスライドを再生成します。さらに、完成したスライドはPPTX形式でエクスポートできるため、PowerPointへのシームレスな移行も実現しています。
Web版からモバイルへ——段階的ロールアウトの全容
このSlide Revisions機能は、2026年2月中旬ごろにWeb版で先行導入されました。Web版での全ユーザーへのロールアウト完了が告知されたあと、今回モバイルアプリへの展開が正式に完了した形です。
これにより、NotebookLMユーザーはデスクトップ・モバイルを問わず、どこからでもスライドを修正できる環境が整いました。会議の直前、通勤中、あるいはアイデアがひらめいた瞬間——PCがなくてもスマートフォンから即座に対応できます。
モバイルアプリの進化はスライドだけではない
2026年2月のNotebookLMは、モバイル体験全体の強化に力を入れています。インフォグラフィックやスライドのカスタマイズ機能(デザイン、複雑さ、ナラティブスタイルの調整)がモバイルでも使えるようになったほか、Video Overviewsのカスタマイズやフルスクリーン表示にも対応しました。
また、同時期にはGemini Pro対応の強化やデータテーブルの自動エクスポート機能なども追加されており、NotebookLMは単なる研究・メモツールから、本格的なコンテンツ制作・プレゼンテーションツールへと進化を遂げています。
ユーザーの反応——「これで本当にモバイルファーストになった」
今回のモバイル対応について、ユーザーからは「外出先での急な編集が本当に便利になった」「これでNotebookLMが完全にモバイルファーストになった」といった好意的な声が多く上がっています。公式Xポストには数百件のいいねとリポストが集まっており、この機能へのニーズの高さがうかがえます。
NotebookLMが示す「ツールの新しいかたち」
今回のアップデートが示しているのは、単なる機能追加以上のことです。NotebookLMは「リサーチをまとめる場所」から「コンテンツをどこでも仕上げられる場所」へと変わりつつあります。
プレゼンの準備、資料の整理、アイデアの具現化——これらのワークフローがモバイルで完結できるようになることで、働き方そのものへの影響も小さくありません。